音風景プロジェクト-YUNAMI TOGETHER WITH THE EARTH-

「今、ここ」で生きていることがより伝わる音楽を

私はここ数年、森の中や水辺、里山など自然を感じる場所でのコンサートを好んで開催し、そこに棲む生物の存在を感じながら奏でています。生きているのは人間だけではなく、様々な生き物が居て成り立っていると感じさせてくれます。これを体験できるのは現場だけになりますが、私は作品として残したいと考えました。

奄美大島の自然環境音と、即興音楽を組み合わせた音風景作品

写真家は画像 で、小説家は文章で、画家は絵画で作品を残すことができるように、シンガーソングライターとしてこの場所で自然が奏でている音と、私が感じる音楽を組み合わせた作品をつくり、未来に残したいと思ったのです。 近年環境問題が注目されていますが、例えば日常で耳にする夏の虫の声は20年後、同じように聞けなくなるかもしれません。それが良いか悪いかは別として、その音風景を残すことは今しかできないのです。だたの音としてではなく、それを今生きる一人のアーティストの感性で作った音楽作品として残すことに意味があると考えていて、今を生きる人々へのメッセージにもなると思っています。

当たり前のように耳にしていた音に風情を感じ価値のあるものとして捉えられれば、自ずとその環境をありがたく思えるのではないでしょうか。 そして、その場所を訪れたことのない人が興味を持ったり、今を知らない未来の人々がこの時代のことを辿る きっかけになったらいいなと。 畑で土に 触れたり、森や海で遊んだり、星空を眺めるだけで癒されるような感覚を音楽作品としてできる限り残してみたいと思います。

▷Instagram
【TOGETHER WITH THE EARTH from Yunami】 https://instagram.com/yunami.earth
Singer : Yunami
Pianist : Mariko Masuyama
Produced by.YUNAMI TOGETHER WITH THE EARTH

成田国際空港ダイニングミュージアム

グリーンポートエージェンシー企画、萩原勇作社長(株式会社パシフィックプロジェクト)プロデュースの閉館後の博物館で行う美食のミュージアムイベントにて演奏をさせていただきました。

通常は17時閉館の航空博物館ですが閉館後の夜だからこそ味わえる素敵な雰囲気があり、展望レストランからは飛行機の発着を眺めることのできる素敵な夜景が広がっています。ナイトミュージアムを楽しんだ後に展望レストランにて千葉県の特選素材を活かしたコース料理(イタリアン「オリベート」と和食店「なごみ」のそれぞれのトップシェフのコラボレーションによる)を堪能できるという一夜限りのイベントです。
私はピアニスト益山真理子さんと共に、ナイトミュージアムにて演奏をさせていただきました。JAZZソングや夜の雰囲気に似合うオリジナルソングの他、飛行機で旅するイメージを膨らませ即興演奏も行いました。

芸術鑑賞会 -ゆうなみ母校・青菅小学校凱旋ライブ-

2022年10月、ゆうなみの母校の千葉県佐倉市立青菅小学校でPTA主催の芸術鑑賞会にて演奏させていただきました。バンドメンバーはベーシスト岩切さんが集めた素敵なメンバーです。前日から現地でゲネプロ、当日は3回に分けて開催されました。音響の梅本さんにより本格的なサウンドで青菅小学校の皆さんと楽しい時間を過ごさせていただきました。

私のオリジナルソング「想いはつながって」もバンドメンバーとお届けしました。
演奏後に感動しました!泣いちゃいました!とか楽しかったです!と全力で伝えに来てくれるこどもたちにこちらが感動しちゃいました。

「想いはつながって」収録のアルバム「ゆうなみとうささきと」が11月12日(日)よりデジタルリリースされました!ぜひお聞きください。

2011年から2015年まで活動していたシティポップをメインとする日本の音楽ユニット「ゆうなみとうささき」のフルアルバムを一部曲を入れ替え、初のデジタルリリース。

子どもたちが心から楽しんでくれる様子
バンドメンバーの優しさ溢れる音
PTAの方々や先生たちの子どもを想う気持ちにつつまれて…幸せ感溢れるひと時をありがとうございました。

Vo.ゆうなみ
Gt.長澤トモヒロ
Key. 柴崎洋輔
WB.岩切信一郎
Perc. 大津 雄地

音楽づくりワークショップ in千葉県四街道市 -曲紹介篇-

2021年夏から半年かけて取り組んできた、千葉県四街道市での音楽づくりワークショップ。
前回の投稿で制作の道のりをご紹介しました。
今回は完成した8曲を、私の仮歌とともにご紹介させていただきます。

小学1〜3年生までの4作品
1.「想い出のスノードーム」
作詞:ROSE 

わくわく楽しみ 自分だけのハワイ
世かいに一つだけの 空想の中で

海のような世かい すなはまのダンス
すながキラキラ わたしのスノードーム

ハワイアンリゾート施設に遊びに行った時につくったスノードームをテーマにした曲です。
手におさまる、自分だけのハワイ。「自分だけの」という言葉選びが絶妙で、キュンとします。そこから空想の中で繰り広げられるキラキラとした世界観がメロディや編曲によって表現されていて、ROSEさんらしい可憐な曲に仕上がっています。

2.「うみとサイクリング」
作詞:かよすけ

かぞくみんなで サイクリング
ちょっとつかれた まだまだいける!
うきうきわくわく

うみについた ドキドキしたよ!
なみがきらきら はいりたかったよ!

家族で海辺をサイクリングした時の思い出を描いた曲です。
うきうきわくわく心が弾むようなシーンに、聞いている側も心ほぐれる作品です。メロディはご本人が作曲時に積極的に歌い、その場でピアニストの益山さんが取り入れながらできあがりました。このジャケット写真のように、笑顔が素敵なかよすけさんの心から家族との時間を楽しむ姿が目に浮かびます。

3.「ハワイのいろ」
作詞:さくら

かぞくでいったハワイ
4さいのとき にじをみた
あおとみどりと きいろとあか

うみのなかは きれいで
うすいみずいろ きらきら

家族でハワイ旅行した時のワンシーンを曲にしました。
「4さいのとき にじをみた」このワンフレーズがとても印象的で、きっと初めて虹を見たときの感動がこの1行に表現されています。虹の色は、大人だと七色と答える人が多いと思いますが、さくらさんの記憶に残った色が4色あって、それを一色ずつ歌詞で振り返ることで、よりその時その場所だからこそ見えた景色なのだと想像することができます。ご本人歌唱音源の方では弟さんも一緒に一部歌ってくれています。

4.「うちゅう」
作詞:あずっち

きしゃでやまをこえよう
うちゅうじんのおしろに
しゅっぱつだ

ないてわらって バキュンバキュン
100かいいきたい ゆめのしろ

ディズニーランドのアトラクションに乗った時の思い出をテーマにした曲です。
あずっちさんはこの歌詞を描いた時にすでにイメージがあり、テンポの速い曲がよいとリクエストしてくれました。そのリズムに合う勢いある言葉のセレクト「しゅっぱつだ」「バキュンバキュン」からアトラクションの楽しさに夢中になっている様子が浮かび、聞いている人も楽しい気持ちにさせてくれます。ご本人歌唱音源ではお父さんと一緒に歌っています。

小学4年生〜中学1年生までの4作品
5.「友達」
作詞:コスモス

みんなでむかえた てんこうせい
はずかしがりやの 女の子

いっしょにあそぼう 仲よくなった
いまでは しんゆう

コスモスさんの親友、外国人の転校生のことを歌った一曲です。
とってもピュアで恥ずかしがりの彼女が紡ぐ歌詞にのせたい曲のイメージは童謡「クラリネットこわしちゃった」のようなメロディとのこと、作曲時に伝えてくれました。楽しげな雰囲気で入ってくるAメロの先、サビでは仲良くなれたことを誇りに思っているコスモスさんの嬉しさを感じ取ることができます。

6.「仲間」
作詞:うみは

光る汗 はじける笑顔
つながるパス つながる心

ボールと一緒に 心がはずむ
仲間とよろこぶ いつも同じ

バスケットボール部に所属するうみはさんが仲間とバスケットボールをしている様子を描いた曲。
歌のはじまり「光る汗 はじける笑顔」からもうその様子が目に浮かぶようで曲に入り込んでしまいます。メロディもとても躍動的で歌詞との相性が抜群です。作詞の際に歌詞の終わり方を悩んでましたが、特別な大会ではなく日常の中に仲間との喜びがあることを歌いたいとご本人がお話してくれていましたので、「いつも同じ」という部分はじんわり胸に響きます。

7.「海のぼうけん」
作詞:みさお

空とくっついたような 真っ青な海
あったかい海の水 色んな色の
サンゴのおしゃべり

ウミガメが大きくて ドキドキワクワク
小さなお魚も たくさん見えて

絵本の世界に 入ったみたい

家族と旅行先の海で出会ったウミガメやサンゴを印象的に描いた曲です。
みさおさんの言葉のセレクトは大人でも真似したいと思えるくらい、詩的でファンタジックだと思いました。「空とくっついたような海」「サンゴのおしゃべり」という表現がまさに「絵本の世界」という世界観にぴったりで、すんなりとみさおさんの描く世界に入っていけます。

8.「ありがとう」
作詞:にいな

楽しそうに 歌っている
クラスメイトの 優しい笑顔

一人じゃない みんなが居てくれて
よかった 心から ありがとう

中学校の合唱祭でにいなさんが指揮を務めた時のことを歌った一曲。
指揮者としてクラスのみんなを見守り導きながらも、みんなが居てくれることに安心感を覚え、感謝の気持ちが沸いてくる様子がやさしく胸に響いてきます。きっとクラスメイトを取りまとめる大変さもあるだろうなぁ…と想像できますが、それを包み込むような様子を穏やかな言葉から感じとれる作品です。

改めて、素敵な8人のアーティストさんの音楽づくりを一緒にしていく中で心洗われるような感覚を覚えました。
そしてそれぞれの個性が出た素晴らしい曲に出会え、個人的にもとても楽しませていただきま
したこと、感謝しています。
未来に渡り、作品をつくった子どもたちご本人だけでなく、曲を聞いてくださった人々に「楽しい」気持ちが伝わり広がっていったらとても嬉しいことだなと思います。

音楽づくりワークショップ講師&作詞サポート:ゆうなみ
作曲&編曲:益山真理子
レコーディング&ミックスマスタリングエンジニア:Tecy Vegas

音楽づくりワークショップ in千葉県四街道市 -道のり篇-

昨年夏より千葉県四街道市とともに音楽づくりワークショップを開催し、小学校1年生から中学校1年生までの8名のアーティストが誕生しました。ゆうなみは講師を担当させていただきました。その中でピアニストの益山真理子さんに作編曲を、レコーディングからサウンド全般をTecyVegasさんにご担当いただき、約半年かけて全8曲が完成しました。

2021年7月歌詞づくり・作曲&ジャケット撮影体験

事前に市内の広報誌で参加者を募集し自主的に手をあげた親子8組が参加してくださいました。音楽づくりのテーマは「楽しかったこと」とし、子どもたちがこれまで生きてきた中で楽しかった思い出をそれぞれに考えてきていただきました。参加者ご本人の記憶にきっと残っていくであろう今回の曲が、将来に渡ってご本人を元気づけるものだったら良いなと思い、このテーマにしました。

①歌詞づくり
まずゆうなみから歌詞の作り方についてデモンストレーションも入れながら説明し、約1時間ほどで参加者の皆さんに歌詞を描いていただきました。

②曲づくり
その後ピアニストの益山真理子さんと参加者のマンツーマンで、メロディのニュアンスの希望を聞きながらメロディの大枠をつくっていきました。一人15分程度と限られた時間の中で集中した作業となりました。

③ジャケット写真撮影
作曲の順番を待つ間、参加者の皆さんには四街道市役所の齋藤久光さんによる写真撮影が行われました。ここで撮影した画像は楽曲のジャケット画像として使用されています。

2021年8-10月仮歌・練習カラオケ音源制作、そして練習

8人分の編曲を益山さんにご担当いただき、完成し次第ゆうなみが仮歌をレコーディング。(仮歌音源は子どもたちが練習するにあたって参考になるようにご用意しました)当初のスケジュールでは8月末のレコーディングでしたがコロナウイルスによる緊急事態宣言が発令されたため10月末へ延期。時間が空いたことで当初は予定していなかった歌唱のアドバイス…希望者に練習の様子を動画で送っていただき、ゆうなみからアドバイス動画を返信する、といったやりとりを行うことができました。

2021年10月レコーディング

参加者の皆さんは人生初めてのレコーディング!とっても緊張していますと皆さん口にしていました。事前に軽くストレッチをしたりお話して気持ちをほぐしていったりしました。

ゆうなみの作品づくりでも日頃からお世話になっている音楽家のTecyVegasさんにレコーディングをご担当いただきました。プロさながらの機材を持ち込んでいただき、一人ずつ収録していきました。

2021年11-12月音源編集〜ミックスマスタリング

エンジニアさんにとってはここからが一番大切な作業です。それぞれ3,4回歌っていただいた中から素敵な部分をセレクトし、オーディオトリートメントをしながらその他楽器音源と組合せて音づくりをしていきます。最後に全8曲を続けて聴いてもバランスが取れるように整えて完成です!

次の投稿で各楽曲について、練習用にご用意した仮歌音源とあわせてご紹介します♪

曲付き絵本「つながる物語」

画家の目羅 健嗣さんの絵本作品『つながる物語』に曲をつけさせていただきました。
昨年の夏頃から制作スタートし全部で5曲が生まれました。すべての曲を私が作曲させていただいています。

『つながる物語』
詩・絵:目羅健嗣
曲・歌:ゆうなみ
ほんのり切なくて暖かい、猫にまつわる4つのショートストーリーにオープニング含めて5つの曲が生まれました。ラスト「星々の囁き」はfull versionを制作しボーナストラックに収録しています。
猫絵師として人気の目羅健嗣さんは色鉛筆の魔術師と言われ、直木賞作家小池真理子氏の愛猫の肖像画他多数制作するなど、20年以上猫を描き続け、現在までに描いた猫の数3000匹以上。

この作品を私のオンラインショップからもお取り扱いします。

5曲のうち「星々の囁き」という曲があるのですが、こちらはピアニストの益山真理子さんにとっても素敵に編曲していただきました。さらにこの曲だけフルバージョンもつくり、いつも私の作品の編曲や音作りをしてくださってるTecy Vegasさんに編曲いただきました。
どちらもすごく気に入っていて、心から聞いていただきたい作品です。

星々の囁き-full version-デジタルリリース決定

「星々の囁き」フルバージョンのみ、1/30にデジタルリリースすることが決まりました。ジャケット画像の撮影とデザインワークは齋藤久光さんにしていただきました。

誰も見てない夜空の下で語った夢でも、きっと星々だけはその姿をしっかりと捉えてくれてるんじゃないだろうか。

ーー夢を膨らまして語ってもいいだろう
真実はいつだって自分が決めるからーー

私たちの目の前に現れている現実は、自分自身が創造した一つのバーチャルリアリティと捉えることができるとしたら…自分の中から溢れ出す夢や希望を恥ずかしがらずに素直に表現していいのだと思います。なかなか思い通りにいかないと捉えてもおかしくないこの世の中で、それぞれが体験したい現実を精一杯生きてほしい、その想いを表現した楽曲です。 

「星々の囁き」はiTunesStore • ニューエイジトップソングにて7位を記録しました!

池袋東武百貨店にてイベント出演します

画家・目羅健嗣さんの出店する池袋東武百貨店でのイベント「猫展」にてミニコンサートを開催します。
日時:2022年1月30日(日)13:00〜
場所:東武池袋8階催事場
内容:『つながる物語』ミニコンサート
※コロナウイルスの感染状況によっては開催の有無や内容が変わる可能性がございます
出演:目羅健嗣、ゆうなみ

画家の目羅さんとの出会いはちょうど一年前あたりでした。
ご本人曰く、家族でありソウルメイトのような存在だった猫ちゃんが亡くなってしまった後に、私の楽曲「Close your eyes」に救われたんだとお伝えくださいました。何かお礼?がしたいというようなお話から、お互いにアーティストであることを活かして作品づくりをご一緒させていただけることになりました。お話をいただいた時、とっても嬉しかったのを覚えています。

絵本には4つの物語が載っています。目羅さんならではのユーモアのある内容もあったり、どこか深く考えさせられるような部分があったり。一つ一つのストーリーをじっくり読ませていただいた後、私の中に残った大切なメッセージをメインに曲に落とし込みさせていただきました。どの曲もとっても愛溢れています。特に最後の曲「星々の囁き」は今の時代にとても大切なメッセージと思って作らせていただきました。たくさんの方にこの作品が届きますように・・・。素敵な機会をくださった目羅さん、本当にありがとうございます。

Cafe Sokeri Concert&「柔らかな時へ」リリース

Cafe Sucreにて打ち合わせ時♪

12月千葉県佐倉市の北欧風カフェCafe Sokeriにてクリスマスコンサートをさせていただきました。7年ぶり2回目のこの場所でのコンサートということもあって、ただコンサートをするだけでなく、カフェと共にできる企画を事前にご相談させていただきました♪

実は私、一時期洋菓子店に6年勤め企画や広報のお仕事もしていました。「食」が人にもたらしてくれるものを音楽やコンサートの場を通じて伝えられたら…そのストーリーや、つくった人の想いをつなぐ役割をシンガーソングライターが担うこともできるのではないかなと考えていたのです。

姉妹店のCafe Sucreへお邪魔させていただき、社長の智美さんにお話したところ、ご賛同いただきCafe Sucreで人気のカフェシュクルオリジナルクッキー缶をピックアップして、そのストーリーを曲にさせていただくことになりました。

カフェシュクルオリジナルクッキー缶

カフェシュクルオリジナルクッキー缶のコンセプトや背景を次のようにお話ししてくださいました。

舞台はスウェーデン人女性が暮らすお部屋。 そこはシンプルで居心地のいい空間。 新緑の季節には輝く太陽に向かって、 心地よい風を受けてテラスでお茶を楽しみ、冬の間は太陽の時間が少ない分、お部屋の中でゆっくりと。1日の終わりにアールグレイのミルクティーとクッキーを傍に、自分だけの大切な時間を過ごしている映像が浮かぶ…と。

さわやかで優しい、北欧の空気感を思わせる作品にしたいなと思って作詞作曲させていただきました。

「柔らかな時へ」

暗くて長い夜
キャンドル灯した部屋 
マレング片手に
アールグレイのミルクティー
少しずつ味わうの

やわらかな朝に
嬉しかったメッセージ
漂う雲に
寂しかった夕暮れ
一日のことを巡らせた

心のままに 生きて疲れたのなら
力抜いて 今を撫でて 

待ち侘びてる 新緑の季節
体じゅうに 心地よい風吹かれ
顔をあげて 眩しいくらいに
時はゆっくり その日まで歩むから
今はただ 温もりを想い出して
ひとり抱きしめ 眠るだけ

- - - 

作詞作曲:ゆうなみ
編曲:益山真理子

ピアニストの益山真理子さんと共に「柔らかな時へ」を含め、全部で13曲演奏しました。クリスマスらしい選曲から、7年ぶりの演奏となるオリジナル曲「いつか」や、来年リリース予定の絵本作品に入る新曲「星々の囁き」もひと足早く歌わせていただきました。

photo&design : Hisamitsu Saitou

途中ゲストに社長の智美さんをお迎えし、カフェシュクルオリジナルクッキー缶開発秘話など、想いをお話いただきました。帰り際には多くのお客様がクッキー缶をおみやげに購入してくださいました。私からは楽曲「柔らかな時へ」が聴けるQRコードのついたミニカードをご来場の皆様へプレゼントさせていただきました。このカードはしばらくの間カフェシュクル、カフェソケリでご来店の方にも限定でプレゼントしています♪

社長の智美さんをお迎えしてトーク♪
 

スタッフ皆さんも一緒になって楽しんでくださいました。
年内の公式ライブはこれにて終わりとなります。今年はライブ会場だけでなく様々なシーンで歌、声、作品をお届けすることができ感謝の気持ちで一杯です。引き続き、素敵な音楽をお届けできるように頑張っていきますので来年もよろしくお願いします。

「柔らかな時へ」デジタルリリースにて配信中。
iTunesStore • ニューエイジトップソングにて5位を獲得しました!

→こちらの各配信サイトからお聞きいただけます

四街道市「ふるさとの記憶展」への2楽曲提供

千葉県四街道市の行う「ふるさとの記憶展」へ前篇・後篇にあわせて2つの楽曲を提供させていただきました。(前篇についてはこちらの記事に書かせていただいています。)
今回、9月30日に後篇がリリースされましたのでご紹介します。

ふるさとの記憶 後篇(ゆうなみ提供楽曲「花光 -hanahikari-」)

後篇に提供させていただいた楽曲「花光 -hanahikari-」(作詞:ゆうなみ、作曲・編曲:Tecy Vegas)は、実際に応募のあった写真やメッセージを拝見しながら歌詞を書かせていただきました。長年に渡って親しまれている地域のおまつりを振り返るとき、幼い頃の自分のこと、おまつりならではの記憶に残る音や空気感、そしてそこから蘇る感情や想い。現在の自分がそれをどう感じるか、また未来の子どもたちに残したい想いなど…。前篇の「キオクの空に」の内容と繋がるイメージで制作しました。

ふるさとの記憶 前篇(ゆうなみ提供楽曲「キオクの空に」)

四街道市では、新型コロナウイルス感染症の影響により、二年に渡り延期となっている「四街道ふるさとまつり」にまつわる写真及びメッセージを市民の方から募集(7月~8月)し、応募された150点の写真をもとに「ふるさとの記憶展 ―オンライン写真展―」として、映像「ふるさとの記憶(前篇)」を8月に公開しました。
そして9月末日には「ふるさとの記憶(後篇)」を公開しました。四街道市のみなさんのたいせつな「記憶」や、たくさんの想いをもとにつくられた映像を、ぜひご覧ください。

今年11月にミニアルバムリリース決定!

そして今回、初のお披露目となる作品「花光 -hanahikari-」は11月にリリース予定のミニアルバムに収録する予定です。

「ふるさとの記憶 前篇」に提供させていただいた「キオクの空に」のほか、未発表の新曲も収録予定となっております。

現在心を込めてミニアルバム制作中ですので、楽しみにしていただけたら嬉しいです♪

梅丘中学校の皆さんと曲制作(職業体験ワークショップ)

2021年9月、東京都世田谷区の梅丘中学校2年生の皆さんと歌詞を紡ぎ、その場でピアニストの益山真理子さんと共に即興でメロディを付けさせていただきました。

当日はシンガーソングライターの職業体験の講師として訪れ、生徒の皆さんには主に作詞の体験をしていただきました。曲づくりに当たり、一つのテーマを私から示させていただきました。それが「今、ここから 〜梅丘中学校〜」です。コロナ禍で異例の6月に入学式をし、ある意味普通の中学校生活を送ってこなかった皆さん。普通に過ごしていたら感じなかったであろう感情やものの見え方など、大切な時期を過ごしている今だからこそ書ける歌詞を紡げたらという想いで取組みました。

12名の参加者の方に3つのグループに分かれていただき、Aメロ、Bメロ、サビそれぞれの歌詞の制作をグループごとにし、組み合わせて1つの曲に仕上げていく流れで行わせていただきました。
歌詞の作り方のステップを紹介して取り組んでいただきましたが、中学生の皆さんだからこその視点の素直な言葉が紡がれていき、AメロBメロサビも程良く繋がって、深みのある歌詞が完成し、本当に胸を打たれました。

「今、ここから 〜梅丘中学校〜」

 誰もいない校庭で 空を見上げた
白い雲と飛ぶカラス 眺める私
いつもと違う入学式 大きな制服
袖を通して 緊張感を抱きながら…

分からない 未来への不安
自分で創る 未来への希望
分からない 未来への不安
始めよう 今、この場所から
作詞:梅丘中学校の12名の皆、ゆうなみ
作曲:ゆうなみ、益山真理子
編曲・ピアノ:益山真理子
映像・歌唱:ゆうなみ

きっとほとんどの大人が通ってきた、中学生時代。私はこの取り組みを通じて、この時期だからこそ感じる感覚や心境など、思い返すことができました。そしてその感覚に深く共感しながら歌っていると、堪らず涙が溢れました。
短い時間で仕上げた作品ですが、中学生の皆さんだけでなく、大人の皆さんにも聞いていただきたい楽曲に仕上がったと感じています。

このような素敵な機会をくださった関係者の皆様、そして梅丘中学校の皆様、ありがとうございました。

「キオクの空に」デジタルリリース

2021年8月31日楽曲作品「キオクの空に」をデジタルリリースしました。

テーマは ”ふるさと” そして ”記憶”。
生まれ育った故郷のことだけでく、たとえ今、この世にいなくても自分のルーツとなっている様々な記憶を一緒につくりあげてくれたひとたちのことを想う歌でもあります。コロナ禍で以前のように触れあったり、一緒に笑い合ったりする機会が減っていますが、改めてそれを思い出して、そのあたたかさやありがたみを感じることはできます。きっとそれも、大事なひとときなのかもしれない。今をしっかりと受け止めつつ、また明日からのエネルギーに変えていけたら..そんな想いを込めてつくりました。

この曲は千葉県四街道市の「ふるさとまつり」がコロナ禍のため2年連続で中止となったことを受け、四街道市が過去の写真とメッセージを募集し企画した写真展『ふるさとの記憶展』に提供させていただいている曲でもあります。リアル写真展は緊急事態宣言中のため延期となりましたが、オンライン写真展がYouTubeにアップされましたのでぜひご覧ください。

冒頭のナレーションも入れさせていただきました。
四街道市という、とある街のお祭りの記憶ですが、それぞれに素敵なストーリーを感じます。家族や仲間内でしか撮影できない、貴重な写真とメッセージをご覧いただきたいです。

今回写真の応募数がとても多く寄せられたとのことで、前篇と後篇に分かれることになりました。前篇では今回の「キオクの空に」を提供させていただきましたが、後篇ではまた違う新曲をご用意しています。(リリースは9月末日予定)昨年に引き続き、素敵な企画にお声掛けしてくださった四街道市役所皆様、ありがとうございました。

楽曲は各配信サイトからもダウンロードやストリーミングでもお楽しみいただけます。