四街道市「ふるさとの記憶展」への2楽曲提供

千葉県四街道市の行う「ふるさとの記憶展」へ前篇・後篇にあわせて2つの楽曲を提供させていただきました。(前篇についてはこちらの記事に書かせていただいています。)
今回、9月30日に後篇がリリースされましたのでご紹介します。

ふるさとの記憶 後篇(ゆうなみ提供楽曲「花光 -hanahikari-」)

後篇に提供させていただいた楽曲「花光 -hanahikari-」(作詞:ゆうなみ、作曲・編曲:Tecy Vegas)は、実際に応募のあった写真やメッセージを拝見しながら歌詞を書かせていただきました。長年に渡って親しまれている地域のおまつりを振り返るとき、幼い頃の自分のこと、おまつりならではの記憶に残る音や空気感、そしてそこから蘇る感情や想い。現在の自分がそれをどう感じるか、また未来の子どもたちに残したい想いなど…。前篇の「キオクの空に」の内容と繋がるイメージで制作しました。

ふるさとの記憶 前篇(ゆうなみ提供楽曲「キオクの空に」)

四街道市では、新型コロナウイルス感染症の影響により、二年に渡り延期となっている「四街道ふるさとまつり」にまつわる写真及びメッセージを市民の方から募集(7月~8月)し、応募された150点の写真をもとに「ふるさとの記憶展 ―オンライン写真展―」として、映像「ふるさとの記憶(前篇)」を8月に公開しました。
そして9月末日には「ふるさとの記憶(後篇)」を公開しました。四街道市のみなさんのたいせつな「記憶」や、たくさんの想いをもとにつくられた映像を、ぜひご覧ください。

今年11月にミニアルバムリリース決定!

そして今回、初のお披露目となる作品「花光 -hanahikari-」は11月にリリース予定のミニアルバムに収録する予定です。

「ふるさとの記憶 前篇」に提供させていただいた「キオクの空に」のほか、未発表の新曲も収録予定となっております。

現在心を込めてミニアルバム制作中ですので、楽しみにしていただけたら嬉しいです♪

「MOON WALTZ」「新しい日々」デジタルリリース

この度、2020年に制作してきた楽曲「MOON WALTZ」と「新しい日々」のデジタルリリースが決定しました。2021年3月28日(日)より世界の様々な配信プラットフォームでスタートとなります。多くの方々に聞いていただけたら嬉しいです。

ご試聴いただけます
iTunesストアではリリース日以前に試聴していただけるサービスがあるようです。ぜひアクセスしてみてください。

MOON WALTZ 制作秘話

「MOON WALTZ」ジャケット(撮影:Masahito Okamoto)

コロナ禍の中「MOON WALTZ」に関してはおよそ1年もの間、リリースタイミングを待ち続けてきました。この度リリースする決断ができて今はとっても嬉しく、皆様に聞いていただけるのがとても楽しみです。
作曲はいつもゆうなみの演奏サポートをしてくださっているピアニストの益山真理子さん。何気ないやりとりの中で、過去に制作した作品ということで聞かせていただいたのがこの曲で、その時このメロディを英詞で歌いたいと強く思いました。しかし、その場で益山さんにこの楽曲を歌わせてくださいとお願いする勇気が出なくて…、後日お会いした時に正式にお願いして快諾してもらえた時はすごく嬉しかったです。

MV撮影時にピアニストの益山真理子さんと

この作品を聞いた時から英詞を書いてもらいたいと思っていた作詞家が、Laura Aprilさん。ゆうなみのもう一つの歌手活動、millieの作品では何度もお世話になったことのある方です。実はLaura Aprilさんの仮歌がとても癒される歌声!残念ながら皆さんにお聞かせすることは叶いませんが、その歌声からもインスピレーションをいただいて作品に活かされています。お付き合いはもう8年くらいになりますが、この2、3年でプライベートでもとても仲良くしていただいてる、尊敬する大好きな作詞家さんです。

@Tecyさんスタジオ

そしてこの楽曲をさらに豪華に仕上げてくださったのが、編曲家のTecy Vegasさん。Tecyさんのアレンジは華やかな厚みを感じると同時に、音のない空間づくりに関してもとても素敵なんです。今回ミックスとマスタリングまでTecyさんご本人が行ってくださっている分、Tecyさんらしいアレンジがより引き立って仕上がったと感じています。また、ボーカルレコーディングの際も現場で的確なアドバイスをしていただきました。

当初「MOON WALTZ」はゆうなみの音楽活動10周年を記念してクラウドファンディングを立ち上げ、様々な企画を考えていました。しかし2020年の1年間、そして現在もコロナ禍の中新しい生活様式に対応して音楽業界だけでなく、全世界が変化をしていっています。私が最初に計画していたような企画は時代の変化で進行するべきではないという決断をしましたが、もっと大きい視点で2020年を見ると、この状況だったからこそ気づけたこと、自分に素直になれたこと、たくさんありました。正直制作費などを考えるとこの楽曲をどうリリースするかについては何が正しいかは結局わかりませんでしたが、どんな形であれ、私の音楽を通して皆さんに元気や癒しをお届けすることができたのなら、それが何より嬉しいことです。だからこそ深く考えずに、なるべく多くの方にこの作品が届くことを期待して…MVを公開することにいたしました!

「MOON WALTZ」MV制作のこと

映像制作をして頂いたomeganeの官林さんと土井さん

「MOON WALTZ」のために、ゆうなみ史上初めての本格的なミュージックビデオ(MV)の制作をしました。これまでタイアップさせていただいたお取引先様と制作する機会はありましたが、こうして自身のアーティスト活動のためだけにMV制作するのは初めてのことです。2020年からゆるっとユニット(koyuru)を組ませて頂いている映像クリエイター官林さんと土井さんにご協力いただきました。

衣装の相談に乗ってくださったスタジオ蓮間の中村さんと

今回の楽曲は英詞ですが、どこか昔懐かしい「和」の要素も感じる不思議なワルツの曲です。例えるなら「令和モダン」。そこで、リユース着物を普段着として着こなし、ご自身もアーティストの「スタジオ蓮間」の中村さんにリユース着物の着こなしについて教えていただき、MVの衣装に取り入れました。実はこの時からリユース着物が好きになってしまって、自身でもリユース着物や帯、帯締めを購入して今も自宅にあります。古着自体は今まであまりご縁がなかったのですが、リユース着物はなんだか特別で、今の生活のスタイルに合わせること自体とても素敵で楽しく感じさせてくださいました。

また2020年は自宅待機など自粛要請の出る中、少しでも皆様のおうち時間が楽しいものになればという想いで、リユース着物とお菓子と音楽を組合せた1分程度の映像をピアニストの益山真理子さんと共に「Yumari」としてインスタグラムに80投稿しました。その後、1枚のアルバム作品「Life is beautiful」をリリースしています。

ヘアメイクをしてくださった安藤さんと

ヘアメイクを担当してくださった安藤さん。この撮影の時初めてお願いをさせて頂いたのですが、見た目もお人柄もとっても可愛らしい方で、なんだかとても癒される方です。メイク、ヘアセットも、流石のセンスと技術で…ヘアメイクに疎かった私は色々と勉強させていただきました。それからの1年、ずっと髪のお手入れは安藤さんにお願いしています。(いつもありがとうございます!)
今回和装、洋装とあったので臨機応変にヘアメイクも対応していただきました!

カメラ撮影(ジャケット)をしてくださった岡本さん(右)と、アシスタントのきみみぃさん(左)

今回のCDのジャケットを撮影してくださったカメラマンの岡本さんとアシスタントのきみみぃさん。おふたりは私の音楽性もよく理解して愛してくださっているファンの方で…岡本さんは元プロのカメラマンさんです。雑誌の写真なども撮影されていたそうで!
普段お客さんなので少し恥ずかしい気持ちもありつつも…そこはプロの技術で素敵な写真を撮影してくださいました。

そして撮影にあたり素敵すぎるスタジオをお貸しくださったのは岡本さんのご師匠の石倉和夫様です。本当にありがとうございました。

当日撮影してくださった素敵な写真がたくさんありますので、いくつかご紹介させていただきます。

別日にも撮影をしました。
その際には、ゆうなみがカフェワンマンライブ等で長年お世話になっている「貝殻亭リゾート」のカフェ「清祥庵」の素敵なお部屋をお借りしました。
貝殻亭の皆様、ありがとうございました。

ゆうなみ10周年ライブをSobacafe3◯1さんにて開催した時の様子

撮影にあたり、機材貸し出しをしてくださったSobacafe3◯1の渡邉さん。本来リリースを検討していたちょうど1年前にゆうなみ10周年のワンマンライブをさせていただいた会場の店主で、ご自身もミュージシャンです。いつも心優しく、相手を緊張させないご配慮をしてくださいます。この時急なお願いにご対応くださいました!ありがとうございました。

MV公開について

ミュージックビデオは3月28日以降にゆうなみのYouTube「YunamiTube」にて試聴ver.を公開予定です。ぜひチャンネル登録よろしくお願いします。

【お知らせ】本編は4月より配信スタートとなりました。ぜひご覧ください!

新しい日々 制作秘話

「新しい日々」ジャケット(撮影制作:Hisamitsu Saito)

千葉県四街道市の「がんばろう四街道」動画プロジェクトのために書き下ろした楽曲がこの曲です。コロナ禍の中、元気や癒しを与えたいという気持ちから生まれたプロジェクトで、四街道市に関わる方々よりお寄せいただいた写真とメッセージ80枚とこの楽曲を組み合わせて一つの動画作品が制作されました。そこに住む人々がつくる、何気ない日常の尊さを歌にさせていただきました。
このプロジェクトについてはすでにゆうなみオフィシャルサイト内でも紹介させていただいていますので、ぜひご覧ください。

がんばろう四街道動画プロジェクト楽曲提供のページはこちら

すでに2020年10月に寄せられた写真とメッセージとともに動画が制作され、四街道市のYouTubeチャンネルに公開されています。(こちらよりご覧いただけます
2021年3月新たにピアノアレンジバージョンのMVが公開されました。

新しい日々piano ver. 提供:四街道市 作詞作曲:ゆうなみ 編曲:益山真理子 映像制作:omegane
2021年1月16日に開催されたライブ「森の音なみ」の夜の部の様子

このMVの中ではプロジェクトの中で2020年5月から9月にかけて、ゆうなみが訪れた四街道市の各所で撮影された映像がおさめられています。自然と生活、そして歴史が共存する町四街道の人たちの印象はとても自然体で、本当心から優しい方が多い。お会いしたみなさんの優しい笑顔がとても印象的でした。この繋がりから、2021年1月には四街道市のY・Y・NOWSONさんでの野外ライブが実現しました。

■撮影協力
四街道プレーパークどんぐりの森
Y・Y・NOWSON
はっするファーム
ちょこっとクラブ
千代田花壇愛好会